この記事の流れ
- セルビアリーグのレベルをUEFAランキングから検証!
- レッドスター・パルチザン 2強の欧州カップ成績は?
- 近年のセルビアリーグ得点王のその後の活躍は?
セルビアリーグ パルチザン・ベオグラード所属の浅野拓磨選手(26)が給与未払いを理由に退団を決断いたしました。
2019年夏にパルチザンへ移籍した浅野選手は、2020-21シーズンの今季ここまで32試合に出場し18ゴールを挙げ、得点ランキングでも2位につける活躍を見せております。
そんなセルビアリーグのレベルと過去の活躍選手のその後を検証していきます。
セルビアリーグのレベルって?
2020-2021 UEFAクラブランキング:
16位(55か国中)
13位トルコ 14位デンマーク 15位キプロス 16位セルビア 17位チェコ 18位クロアチア 19位スイス
上位クラブがELやCL予備予選→グループステージに出場する中堅どころの国々といえます。
UEFAカンファレンスリーグがスタートすれば脚光を浴びることも増えるかもしれません。
セルビア上位クラブの欧州成績
レッドスターとパルチザン2強のリーグですが、近年欧州の舞台では苦戦が続いています。
1990-1991シーズンでは、レッドスターがUEFAチャンピオンズカップで優勝に輝いたこともあります。
レッドスター ベオグラード
- 2017-2018 セルビアリーグ1位 ELベスト32敗退(CSKAモスクワ1-0)
- 2018-2019 セルビアリーグ1位 CLグループステージ敗退(PSG・リヴァプール・ナポリと1勝1分4敗)
- 2019-2020 セルビアリーグ1位 CLグループステージ敗退(バイエルン・トッテナム・オリンピアコスと1勝0分5敗)
- 2020-2021 セルビアリーグ1位 CL予備予選敗退 ELベスト32敗退(ACミラン3-3)
パルチザン ベオグラード
- 2017-2018 セルビアリーグ2位 CL予備予選敗退 ELベスト32敗退(プルゼニ1-3)
- 2018-2019 セルビアリーグ3位 ELプレーオフ敗退(ベシクタシュ1-4)
- 2019-2020 セルビアリーグ2位 ELグループステージ敗退(AZ・アスタナ・マンチェスターユナイテッドと2勝2分2敗)
- 2020-2021 セルビアリーグ2位 EL予備予選敗退(シャルルロワ1-2)
近年のセルビアリーグ得点王とその後
セルビアリーグ得点王は財政的な都合か、翌年には他国へ放出されるケースが多いようですが、目立った活躍はできていないようです。
18ゴールを挙げた浅野選手の今後に注目です。
アレクサンダル・ペシッチ
2017-2018 セルビアリーグ得点王 35試合25ゴール(レッドスター)
2018年 アルイテハド(サウジアラビア)移籍 ※10試合1ゴール
2019年 FCソウル(韓国)移籍 ※26試合10ゴール
2020年 マッカビテレアビブ(イスラエル)移籍 ※21試合10ゴール
ネルミン・ハスキッチ
2018-2019 セルビアリーグ得点王 24ゴール(FKラドニチュキ・ニシュ)
2020年 大宮アルディージャ(J2)移籍 12試合1ゴール
※2021年10試合3ゴール